皆さん、こんにちは。
今日は子供たちに本を読んでもらいたいと願う親御さんへ、図書館をうまく活用する方法をご紹介します。特に、図書館に連れて行ってもなかなか本を選んでくれないお子さんには、モンテッソーリ教育法を取り入れたアプローチが効果的です。
親にとっても子供にとっても効率が良く、効果的な方法なので、ぜひ取り入れてみて下さい♪
図書館で子供に”好きな本を選びなさい”と言うのはNG!
単刀直入に言うと、図書館に子供を連れていって「好きな本を選びなさい」と言って選ばせるのはNGです。
図書館は、さまざまなジャンルの本が揃っているため、子供たちには興味深い場所ですが、時には選択肢が多すぎて本を選ぶことが難しいこともあります。様々なカテゴリーや年代別に分けられてあったりと、利用者側への配慮がなされている図書館ですが、それはあくまで文字をスラスラ読むことができ、瞬時に内容を理解することが出来る大人に向けられたものです。
膨大な図書の中から”好きな本を選びなさい”なんて言われても、子供達にとってそれは簡単な作業ではないのです。そんなことを繰り返す内に本そのものを嫌うようになってしまう可能性があります。
我が家ではモンテッソーリ教育を取り入れながら子育てをしています。ここ最近はモンテッソーリ教育法を取り入れるご家庭も増えてきたため、同じようなご家庭も多くあると思います。
『自分で選ばせないと自主性や自立心が育たないのでは?』と思うかもしれませんが、それは間違いです!その理由を今からご説明していきますね♪
子供に選んで良いよって言っても、なかなか選べないんですよね
図書館でなかなか本を選べない時の対処法
子供達に選ばせようとしても
“なかなか選んでくれない・・・。”
“選んできたと思ったら、これはちょっと・・・。”
こんな経験あると思います。
そんな時は親が本を選び、その中から子供が選ぶという方法がおすすめです。
モンテッソーリ教育法は、子供の自主性と自立心を育てることを重視した教育法です。この教育法に基づいて、図書館での本の選び方を工夫しましょう。簡単な話、選ぶ本をお母さん、お父さんが絞り込んであげれば良いのです。
親が選んだ本の中から、子供自身が読みたい本を選ぶ
まず、親が事前に子供の興味を考慮して、図書館で選ぶ本のジャンルやテーマを絞り込みます。例えば、動物や宇宙、童話など、子供が好きそうな分野をいくつかピックアップしておくと良いでしょう。これは子供の趣味や興味を知っているお母さん、お父さんでしかできない作業です。
我が家の場合は、子供が興味のありそうな本をピックアップしてなるべくたくさんの本を借りてきます。そして、それを子供達の目につく場所に置いておくことで、本を見つけた子供達が興味のあるものを自分で手に取るという形です。図書館の中の膨大な量から探すより、自分を良く知っているお母さん、お父さんがピックアップしてくれた物の中から選ぶほうが、子供達にとっては読書のハードルがグッと下がるものです。
また、そうして絞り込んであげても手に取らない本というのは必ず出てくると思います。
せっかく借りてきたんだからこれを読んで!全部読んでよ!と言いたくなる気持ちも分かりますが、親の仕事は本を絞り込んであげるところまでです。
本を手に取るか、取らないかは子供達に選択させてあげましょう!
自主性や自立心を育てるための”環境づくりまで”が、親の仕事ですね
ピックアップする本に迷ったら
親が選んであげると言っても、回数を重ねていく内にだんだんと難易度も上がってくるかと思います。これは前に借りたし、次は何を借りたらいいだろう?なんて困ることもあるかと思います。
そんな時、ぜひ参考にしてほしいオススメの方法があります!
それは、公文(くもん)が公開してくれている『くもんのすいせん図書一覧表』です。検索で“くもんの推薦図書”と検索するとすぐにPDFがでてくると思います。そこにざっくり年代別に分けられた推薦図書の一覧が出てきますので、借りる本に迷ったときはここからお子様の年代にあわせた本をピックアップしてあげると良いですよ♪
印刷するとチェックが出来るので、これを活用すると前に借りた本や気に入っていた本などが確認しやすくなりますね。
まとめ
図書館での本選びがスムーズになるだけでなく、モンテッソーリ教育法を取り入れることで、子供たちの自主性や自立心も育てることができます。親御さんがうまくサポートしながら、子供たちに楽しい図書館の利用方法を提案してあげることで、子供たちの読書への興味や好奇心がどんどん育っていくことでしょう。また、図書館で定期的に開催される読み聞かせイベントやワークショップに参加することも、子供たちにとって新たな刺激となり、読書に対する意欲を高める効果があります。
まとめると、モンテッソーリ教育法を取り入れた図書館の利用方法は、子供たちにとって本を選ぶ楽しみや読書への興味を育むだけでなく、自主性や自立心を養う効果も期待できます。親御さんは、子供の興味を考慮した選択肢を提供し、共に読書の時間を楽しむことで、図書館が子供たちにとって魅力的な場所となるでしょう。
ぜひ、モンテッソーリ教育法を活用して、子供たちに図書館での本選びや読書を楽しんでもらいましょう。このアプローチを通じて、子供たちは自然と読書への興味を深め、知識や想像力が豊かになるでしょう。そして、親子で共有する読書の時間は、子供たちが成長する中で大切な思い出となり、親子の絆をさらに深める機会となることでしょう。
ぜひ、親子で楽しめる読書の時間を大切にし、子供たちの興味を引き出す方法を試してみてください♪
それでは!
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