完全ミルクによる子育ては発育に影響する?ーミルク育児に不安を抱える必要はありません!

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皆さん、こんにちは!

完全ミルクは赤ちゃんの発育に影響するのでしょうか?
そんな疑問を持つママ・パパは少なくないと思います。

しかし、いろんな事情や背景から完全ミルクで育てていく必要があるケースも存在しますよね。

そこでこの記事では、完全ミルクによる子育てに焦点をあてて書いていきます。

mama
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母乳がちゃんと出るか不安に感じているママもぜひ読んで下さいね♪

完全ミルクは発育に影響するの?

先に結論から話すと、完全ミルクは発育に影響するかの答えはNOです!
全く影響がないかと言われるとそうではありませんが、完全ミルクだからと言って発育に致命的な影響が出る可能性は低いと言えます。

以下にその理由を書いていきますね。

ミルクが母乳の栄養に近づいてきている

絶え間ない改良や技術の進歩のおかげで、ミルクも母乳に劣らないほどの栄養を提供できるようになってきています。以下は昔のミルクと現在のミルクの進化の一部です。

  1. 脂肪含有量の調整:過去のミルクは脂肪含有量が低く、脂肪酸のバランスが悪かったため、栄養価が低かった。しかし、現在のミルクは、脂肪含有量を調整し、栄養価を高めるために、バターファットを添加したり、植物油を使用するなどの改良が施されています。
  2. 栄養素の追加:現在のミルクには、過去には含まれていなかった栄養素が含まれています。例えば、葉酸、鉄、ビタミンD、オメガ3脂肪酸などが、ミルクに添加されるようになりました。
  3. アレルギー対策:過去のミルクには、乳糖不耐症や乳タンパク質アレルギーの子どもにとって問題となる成分が含まれていましたが、現在のミルクは、乳糖不耐症や乳タンパク質アレルギーの子どもにも安全に飲めるように改良されています。
  4. 腸内環境に対する配慮:最近の研究では、腸内細菌叢が赤ちゃんの免疫システムに大きな影響を与えることがわかってきました。現在のミルクは、プロバイオティクスやプレバイオティクスを添加して、腸内環境に配慮するようになっています。
チャービー
チャービー

現在のミルクは、栄養価を高めるための様々な改良が施され、母乳に近づけるように進化してきました

6か月頃から始める離乳食で栄養補給もできる

離乳食は、ミルクだけでは摂取できない栄養素を補うために、だいたい6か月頃から導入されます。離乳食は、ビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物、脂肪などの栄養素が豊富に含まれており、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を提供することができます。

離乳食もミルクと同様に、複数の栄養素を美味しく摂取できるような工夫が施されており、ミルク+離乳食で必要な栄養は十分に補うことができます。

mama
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ミルク+離乳食で必要な栄養素をカバーしていきましょう♪

ミルクだけで赤ちゃんが成長するのは、ほんの数か月

前述したように、生後6か月もすると離乳食がスタートし、赤ちゃんは食物から栄養を補給する練習をスタートします。本当にミルクだけで成長していく期間なんてそれくらいの期間しかないのです。

その間に完全ミルクであったとしても、その後の発育に強く影響する可能性は低いと言えるでしょう。

しかし、赤ちゃんによってはなかなか離乳食が進まなかったり、ミルク以外を拒否する子もいます。期間が伸びて心配になった時はかかりつけ医に相談してみると良いでしょう。

mama
mama

なんでも相談できる良い関係を築いておきましょう!

完全ミルク育児のメリット

①他の人に任せられるようになる

母乳での育児と違ってミルクだとパパでも与えられますし、祖母や祖父でも与えてあげられるようになります。パパが積極的に育児に参加するきっかけにもなります。なにより、わが子が腕の中で一生懸命ミルクを吸っている姿は別格に可愛いです。

産後のママは体力が落ち疲れている場合がほとんどなので、ミルクをパパが負担してあげられるのはママにとっても大きなメリットですよね。

papa
papa

パパにとっても貴重な体験になるので、積極的に参加して下さいね♪

②摂取量が目に見える

母乳育児では見えない赤ちゃんの摂取量がミルクでは正確に見ることが出来ます。

哺乳瓶には入っているミルクの量が見れるメモリがついていますし、ミルクを作るときにも決められた分量で作ります。母乳育児ではありがちな

『ちゃんと母乳でてるのかな?』
『ちゃんと飲めているのかな?』

という心配がなくなります。摂取量が分かるとママやパパも安心できますね。

papa
papa

下の表はざっくりとした月齢別の摂取量の目安表です。与えるミルクの種類やメーカーによっても異なるので参考程度に。

月齢ミルクの摂取量目安
0-1か月1回あたり60-90ml、1日あたり8-12回
1-2か月1回あたり90-120ml、1日あたり7-8回
2-4か月1回あたり120-180ml、1日あたり5-6回
4-6か月1回あたり180-210ml、1日あたり4-5回
6-8か月1回あたり180-240ml、1日あたり3-4回
8-12か月1回あたり240-270ml、1日あたり3回

③ママの緊急時のフォローがしやすい

ママが風邪をひいてしまったり、急用で面倒をみられないような日においても、日ごろからミルクでの育児であればフォローがしやすいです。

普段母乳で過ごしてきた赤ちゃんが急に哺乳瓶とミルクで対応できるかと言うと、そうは簡単にはいきません。いつもと違う感触・味・温度ですから、赤ちゃんにとっては警戒してなかなか受け入れられないですよね。

普段から哺乳瓶の感触とミルクの味に慣れていれば、いざという時でも安心してパパや周囲にフォローしてもらうことが出来ます♪

完全ミルク育児のデメリット

①コストがかかる

哺乳瓶や消毒液、ミルク代など、母乳と比べてコストがかかります。

年間にかかる金額はメーカーや地域によって異なりますが、おおよそ60,000円~90,000円と言われています(ミルク代のみ)

オムツやベビー用品などでお金がたくさんかかる時期なので、この出費は決して安いとは言えない金額ですよね。

②母乳に比べて免疫力が低くなる

母乳には、赤ちゃんが生まれる前から母体でつくられていた抗体や免疫細胞が含まれており、赤ちゃんに免疫力を与える効果があります。一方、ミルクには、母乳に含まれる抗体を含まないため、免疫力が低くなる場合があります。

mama
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免疫はミルクではあげられないので、自分で獲得していってもらわないといけませんね

③便秘しやすい傾向がある

母乳に比べてミルクは消火に時間がかかるため、赤ちゃんが便秘しやすい傾向があります。

赤ちゃんは便秘になるとすぐに体調が悪くなってしまうので、ママやパパが適切に排便の管理をしてあげる必要があります。

便秘の期間が長くなっている場合は早めにかかりつけ医に相談して、適切なアドバイスをもらいましょう。

④哺乳瓶などの掃除・消毒が手間

哺乳瓶は、赤ちゃんの健康を守るために、適切に消毒する必要があります。消毒を怠ると、哺乳瓶内に残った細菌が繁殖し、赤ちゃんに健康被害を引き起こす可能性があります。

栄養満点のミルクなので最近の繁殖の危険性はとても高いです。消毒の作業は手間をかけてでも絶対やっていかないといけません。

母乳育児と違ってこれを手間に感じる方も多いかもしれません。

まとめ

完全ミルクでの育児に不安を抱いている人も多いかもしれませんが、完全ミルクでの育児は赤ちゃんの発育に影響を与える可能性は低いです。
どうしても気になる方は離乳食などで栄養バランスを整えてあげるのも一つの手ですね♪

母乳育児よりも手間がかかる面もありますが、周囲からのフォローを貰いやすいというメリットもあります。それぞれのライフバランスにあわせて選択すると良いと思います。

可能ならば母乳とミルクを上手に使い分けていくと良いかもしれませんね!

それでは!

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