皆さんこんにちは!
皆さんはサイレントベビーって言葉を聞いたことがありますか?
“泣いているのを放置してたらサイレントベビーになる!”とか、”たくさん話しかけないとサイレントベビーになる!”とか、どこかでそんあ話を聞いたことのある方も多いかもしれません。
そもそもサイレントベビーとは一体どういったものなのでしょうか?
そして巷で噂されている内容は本当なのでしょうか?
今回この記事では“サイレントベビー”について探っていきたいと思います。
不安を煽るような内容が多いけど、本当なのかな?
サイレントベビーってなに?
実はサイレントベビー(Silent Baby)という言葉自体は実は一般的な用語ではなく、1960年代にとある小児科医が発表した言葉です。
一般的な認識として、『笑う』『話す』『泣く』などの感情表現の部分が他の赤ちゃんに比べて乏しい赤ちゃんのことを指しているようです。
赤ちゃんが感情を表に出す時には理由があるが、それには個性がある
赤ちゃんが泣いたり笑ったりの感情を表に出す時には必ず理由があります。
空腹、おむつの交換、眠気、寒さ、暑さ、痛み、そして単に親との接触を求めるためなどが例として挙げられます。
しかし、そのどれもが全員の赤ちゃんに当てはまるとは限りません。
例えば、わが子の場合はオムツが多少汚れていようが全く気にするそぶりを見せませんでしたが、別の子はオムツが汚れるとご機嫌斜めになったりする子もいます。少し暑いくらいならへっちゃらな子もいますし、逆に暑さに弱い子だっています。
騒がしいと眠れない子も居れば、騒がしい中のほうが良く眠る子もいたりします。
育ってきた環境によっても左右されますし、それらは全て子供の個性です
サイレントベビーに関する噂
以下がよく耳にするサイレントベビーに関する噂話です。これらに関してわが家なりの見解を書いていきます。
泣いたら”すぐに”抱っこしないとサイレントベビーになる
ないと思います。
わが家の長女は長男に比べるとすぐに相手をしてあげることが難しかったのですが、感情表現豊かに育ってくれています。この噂で気になると思うのが”すぐに”というワードですが、ママやパパが無理のないリズムで適切に相手してあげれていたらそれで問題ありません。
こういった話で怖いのが『すぐに相手してあげないといけない』『ちょっとでも遅くなったら悪影響がでる』と、まるで呪いのようにママやパパが縛られてしまうことです。
こうなってしまうと本来は楽しいはずの子供との時間が楽しくなくなっちゃいますよね。大事なのは無理のないように適切に接してあげることです。
たくさん話しかけないとサイレントベビーになる
ないと思います。
赤ちゃんに話しかけてあげることで、話し方・イントネーション・リズムなどの言語の基本を習得してくれます。目を見て話しかける事で、表情やママやパパの顔も覚えていってくれます。なので話しかけてあげるのは大切なコミュニケーションであることは間違いありません。
しかし、赤ちゃんは話しかけても返事をしてくれるわけではありませんし、毎回コチラが話しかけた内容に期待したリアクションや表情を見せてくれるわけでもありません。基本的には一方通行の会話になってしまいます。そんな中で1日に何時間も話しかけてあげるのは正直無理な話です。
なのでこの噂も抱っこと同様に、無理のない程度にお話しする時間を作ってあげる事が大事です。
過度に心配しなくても赤ちゃんは『パパやママの会話』『兄弟・姉妹の会話』『テレビから流れる音声』など、こちらが接しているつもりがない場面でもしっかりと勉強をしてくれています。
テレビを見せすぎたらサイレントベビーになる
ないと思います。
ただし、見せすぎによって視力やコミュニケーションに悪影響を与えてしまう可能性はあります。適度な視聴やママやパパが忙しい時にテレビを流しておく程度なら影響は出ないでしょう。
うちの子もテレビは好きですが、好きな番組は決まっていて興味のない番組が流れていたらオモチャを取り出し遊び始めます。子供だって退屈だったら自分で遊びを探しに行くのです。
赤ちゃんを常に魅力して釘付けにできるような番組なんてないですから、安心して下さい。
赤ちゃんだって飽きがあります。興味関心の塊ですから、一つの事に縛り付けるほうが難しいです
大事なのは噂に振り回されない事!
冒頭でも述べましたが、”サイレントベビー”はまだ医学的に証明された正式な名称ではありません。憶測の域を出ていない話なのです。
噂を全く信じずコミュニケーションを疎かにしたりテレビをずっと見せ続けるのはいけませんが、使える物は上手に使って心身の健康バランスをうまく保つことが大事なのです。
子育てで最も重要とも言えるのは『ママやパパが健康でいること』です。噂に影響されすぎて自分自身を縛り付けストレスを感じてしまうくらいなら、噂の内容は忘れちゃいましょう。
まとめ
以上が『サイレントベビー』に関しての見解になります。
正式な医学名称でもありませんし、小児科や病院でもサイレントベビーに関する説明や話をされたこともありません。噂話程度にとどめておいたほうが良いでしょう。
それよりも噂話によってママやパパが噂に縛り付けられ無理をしすぎることのほうが問題だと考えています。
子育てや育児は決して楽なものではありませんし、苦労も絶えません。しかし、子供とのコミュニケーションは楽しいですし愛情を感じる大事な時間です。噂によってこれらが苦しいものになってしまわないように気を付けて下さいね。
皆さんの子育てライフがより良いものになりますように♪
それでは!
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